梅雨や夏が来る前に、住まいの雨漏り対策の徹底を! 特に重要なポイントを紹介

皆さんこんにちは。

東京都杉並区を拠点に、住宅の新築やリフォームなどを手がけているTホーム’sです。


雨や台風の多い梅雨や夏は、雨漏りが心配になります。大切な住まいを雨漏りから守るためには、雨の少ない季節のうちにしっかりと対策をしておかなければなりません。では、具体的にどのような場所に注目すればいいのでしょうか。また、どのような家が特に注意すべきなのでしょうか。ここでは、住宅の雨漏り対策のポイントをご紹介します。




■雨漏りの原因のほとんどは、屋根・外壁・サッシまわりです


雨漏りが発生した時は、「一体どこからこんなに水が浸入してきたのだろう?」と困惑する方も多いと思われます。実のところ、住まいの雨漏りの原因は屋根や外壁、サッシまわりにあることがほとんどです。したがって、雨漏り対策もこれらの部分を中心に行うべきだといえます。場所ごとの詳しい原因と対処法を見ていきましょう。



・屋根



屋根の端や折り目である棟板金・谷板金・破風板といった部分は、部材が浮き上がったり釘が緩んだりして、雨水が入り込みやすい場所です。また、屋根材が破損したり脱落したりして、下地が露出した箇所から水が染み込んでくるケースもあります。板金の修理や交換、屋根材の差し替えやズレの補正が主な対処法です。


なお、屋根から雨漏りが発生しているからといって、自分で屋根に上って状態を確かめるのは非常に危険です。必ず専門業者を呼んで状態をチェックしてもらいましょう。



・外壁



外壁にクラック(ひび割れ)ができていると、そこから雨水が浸入してきます。特に外壁材がモルタル製である場合に発生しやすく、外壁に幅5mm以上のクラックがあるなら、高確率でそこが浸入経路です。


クラックは窓の周囲にできやすいため、点検は窓の付近から行うといいでしょう。対処法としては、クラックに沿って外壁を少し削り、シーリング材を充填する工法がよく使われます。


また、外壁の目地を埋めるコーキング(充填材)が剥がれたり劣化したりして、水が入ってくることもあります。これは、外壁材が窯業系サイディングの場合によく発生する不具合です。古いコーキングを剥がし、新しいコーキング材を充填する「打ち替え」によって対応します。



・サッシまわり


窓やドアなどのサッシと外壁材の境目も、外壁材の目地と同じくコーキング材で埋められており、劣化した際に水が浸入してくる可能性があります。屋根や外壁にもいえることですが、家の外側は常に風雨や紫外線、温度変化にさらされているため、劣化のスピードがとても速い場所なのです。対処法も外壁のコーキングと同じで、打ち替え作業を行います。




■築15年以上、メンテナンスを15年以上してない家は要注意



屋根や外壁から雨漏りが発生した場合、「豪雨や台風で屋根材が剥がれたのかな? それとも何かがぶつかって穴が?」というように、災害が原因であると考える方もいると思われます。しかし実際のところ、雨漏りの根本的な原因は「メンテナンス不足」であるケースがほとんどです。


どれだけ耐久性の高い屋根材や外壁材を使っていても、風雨や紫外線の影響による経年劣化は避けられません。素材や周辺環境などによって、屋根や外壁の耐用年数は異なりますが、多くの場合は15年程度で何らかの不具合が発生します。それを放っておくと、雨漏りにつながってしまうのです。


したがって、新築あるいは前回のメンテナンスから15年以上経っている場合は、すでに雨漏りのリスクが高まっていると考えなければなりません。10年~15年を目安として、屋根や外壁などの点検を専門業者に依頼し、問題があればすぐに修繕するのがおすすめです。




■大切な住まいを守るため、雨漏りには早めに対応しましょう!



雨漏りが起きている状態を放置すると、やがて住宅の躯体(骨組み)にまで水が浸入し、ダメージを受けてしまいます。そして木材や鉄骨の腐食、シロアリの発生などによって、住宅の耐久性が低下。寿命が大きく縮んでしまうのです。最悪の場合、地震などで倒壊しかねません。


また、雨漏りのような外部の要因ではなく、水道管の漏水など内部のトラブルが原因となることもあります。まずはどこから水がやってきているのかをしっかり突き止め、対策することが重要です。定期的にメンテナンスを行いつつ、雨漏りや漏水が発生したら、すぐに専門業者に相談しましょう。


杉並区のTホーム'sは、杉並区を中心に東京都や埼玉県で住宅の新築・リフォーム工事を行う会社です。雨水の浸入経路の特定から雨漏りの改善、それに伴う内外装の修繕まで、雨漏りトラブルのすべてに対応しています。梅雨に備えてご自宅の状態をチェックしておきたい時や、すでに雨漏りが発生してお悩みの際は、ぜひTホーム'sにご相談ください。